統計を見ていただけましたでしょうか?現在はこのような推移なのです。
2025年 高校16人 / クラブユース 44人 / 大学131人
2024年 高校17人 / クラブユース 41人 / 大学120人
2010年 高校17人 / クラブユース 30人 / 大学57人
2001年 高校58人 / クラブユース 32人 / 大学33人
(※FOOTxBRAIN調べ)
Jリーグのプロサッカー選手になって働くには、高校卒業後すぐにプロ入りする「高卒」ルートと大学に進学してからプロを目指す「大卒」ルートの2つが主流です。統計を見ても、昔は高卒ルートが主流でしたが、最近は大学進学を経てプロ入りする大卒ルートの選手が増え、大卒プロ選手の割合が多くなっております。
子を持つ親目線でも、高校卒業とまだ精神面も未熟な段階で一気にプロの世界で働くのはとても不安になると思います。
また一つ要因として、Jリーグで大学出身選手が多くなったのは、即戦力・成熟度の高さがクラブのニーズに合致していること、若手育成コスト抑制、引退後を見据えたキャリア選択の多様化、そしてプロ生活の不安定さが背景にあると思っております。これらの社会的・構造的変化が、進学ルートの拡大や大学経由プロの増加を後押ししているのだと私は思います。
【高校からのプロ入りを増やすには】
能力がある前提ですが、Jリーグやサッカー協会が、キャリア教育やサッカー選手引退後の仕事、就職へのサポート体制をもっと充実させる施策は必要だと思います。教育支援やキャリア形成を包括的にバックアップする仕組みづくりが必要になってくると思います。
ジュニアサッカー、ジュニアユースサッカーで頑張る子達が、1人でも明るい未来になりますように。
最後まで読んでくださりありがとうございます。


